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5月育苗から田植え 田んぼへ出る準備として外気温へ慣らす
 

5月上旬。この時期は順調に苗が成長しています。
我が家では太く丈夫な稲に育つように「ポット式」という方法で栽培しています。
ビニールハウスでの一般的な育苗期間は約30日程度ですが、「ポット式」では約45日かけて大切に苗を育てます。
そうすることで健康に育ったお米を作ることができます。

 
 
 

写真のように茎がかなり太くなってきました。
育ちがイイため葉っぱも伸びます。
もう田植えをしてもイイと思われますが、葉っぱに惑わされてはいけません。
「根」が肝心です。
「ポット」いっぱいに根を張らせるためにもうチョット育てることにします。
田植えは毎年5月中旬です。

 
5月連休中に田んぼを耕します。
冬の間、充分に休めておいた田んぼがいよいよ活動の時を迎えます。
 
 
 

この土のアップを見てください。
粘土質でいい色だとは思いませんか?
この土がおいしいお米の秘密です。

 

5月中旬、いよいよ田植が始まります。気温が高いと苗にとっても良い環境で田んぼに植えられます。(気温が高い時と低い時に植えるのでは結構育ちが違ってきます)。
ビニールハウスから苗を軽トラに積み込みます。

 
 
 

田んぼに運んだ苗はそのまま田植え機に設置できません。
一度水につけておかないとうまく植えられないのです。

 

充分、ダシに水を染み込ませてから、田植え機に設置していざ出発です。

 
 

そして苗の補充です。「行って帰ってくる」これを1往復とすると、1往復毎に苗を補充しなくてはいけません。
田植え機で植えることだけ目立ちますが、実はこの苗を水につけたり、田植え機に苗を渡してやったりる人が一番大変なのです。

 

そんな作業を繰り返し、ようやく田んぼ一枚が植えられます。

 
 

そしてまだ作業は残っています。植えた後の苗箱を洗わなくてはいけません600枚程。
左の写真は「苗箱洗い機」ですが、これに一枚ずつ入れて上下に動かすと結構キレイに汚れが取れます。

 
洗った後は積み上げて乾燥させます。
こういったメンテナンスで道具の寿命が決ります。
大切に使っていきたいですね!
 
 

苗を写真で撮ってみました。種を植えてから「根」がどうなっているかとても気になりますが、やはり育てている最中はもったいなくて一度もみません。このように田植えが終わってから見てみます。期待通りポットいっぱいに「根」が詰まっています。

土を洗い流してみてもこれだけ「根」がしっかりしているのがわかります。ポット式の田植えではこの根を切らずに植えられるため丈夫な稲に成長できるのです。

 

この根は、一つのポットに3粒の種が入っていましたね!拡大してみると良く根が張っていますね!

田んぼに植えた直後の苗です。十分存在感があります。このまま根をおろして(活着)欲しいものです。

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